人の視点と犬の視点は異なる事に注意を

私がインテリアで気をつけたポイントは、①動線、②物の高さ、③障害物にあります。

まず、私が飼っている犬はトイプードルのオスになります。性格的には、活発でかつ寂しがり屋な子です。家族が帰宅した時や誰かが自宅に近づくと、少し興奮してしまい周りが見えずに全力で走り回ってしまったりします。

①動線について
家では割と走り回っていて、関節的にも弱い子ですので、あまり足腰に負担にならない様に、部屋の全面にカーペットを敷けるようにしています。
あまり急に反転が出来ずに、直線的に走るので動線の確保には注意しています。
部屋を縦に3分割していて、中央部分には何も置かずに犬の動線を作ってあげました。物を置くのは、3分割させた左右に限っています。また、小物などもつまずく原因になってしまうので、中央部分には小物も置かないようにしています。
段差については、微妙な差であっても興奮した場合などには、つまずく原因になるので、フラットな状態にしています。
また、カーペットなどについても、厚みがありすぎると端の部分で足を引っ掛ける可能性があるので、薄い物を選んでいます。そして、毛が無いカーペットでは摩擦で肉球を火傷したり、グリップが効きすぎて関節の負担になってしまいました。しかし、フローリングや滑りやすいカーペットは、胴の長い犬や関節の弱い子には怪我の原因になるので気をつけてください。

②物の高さについて
犬は、普段は注意深いのですが、一度興奮状態になってしまうと、とても視野が狭まってしまうようです。
頭の高さにある物には、充分に注意を払ってあげる事がおすすめです。
例えば、走り回った際に、テーブルの下をくぐり抜ける時に頭をぶつけたり、振り返った際に、テレビの角に顔をぶつけたりしてしまった事がありました。
普段は気をつけているから大丈夫であろうと高を括る事はせずに、頭の高さに注意をして物を配置する事をオススメします。

③障害物について
例えば、電化製品のコードやおもちゃのボールのような小物、カーテンなども時には障害物になって引っかかってしまう事があります。
物を配置する際には、コードを引っかかる事がないように気をつけたり、人が居ない時には、小物は収納してあげる事で回避する事が可能です。
何が犬にとって障害物になるのかはわからないので、注意深く見守ってあげる事が必要になります。

このように、何も無いようで細かいところに怪我の原因になるようなものがあります。なので、インテリアについては、怪我をしない、イタズラをされないという事を常に意識してあげる事をおすすめします。